こんにちは!フランス語を初めて学ぶみなさん、代名詞って会話でよく出てきますよね。フランス語には「補助人称代名詞」(補語代名詞)というものがあって、英語の me, you, him みたいな役割を果たします。でも、フランス語は直接と間接に分かれていて、ちょっと独特です。今日は、直接目的語代名詞と間接目的語代名詞を英語と比較しながら、日常的な例文をたくさん使ってわかりやすく説明します。最後には練習問題もあるので、一緒にマスターしましょう!
補助人称代名詞とは?
補助人称代名詞は、動詞の目的語(誰かや何かを表す部分)を簡潔に置き換える言葉です。英語では I see him(彼を見る)のように使いますが、フランス語では語順や形が違います。さらに、直接目的語(le, la など)と間接目的語(lui, leur など)に分かれるのが特徴。では、まず一覧を見て、その後に使い方を詳しく見ていきましょう!
直接目的語代名詞
- Me / m’(ム / ム) - 私を
- Te / t’(トゥ / トゥ) - 君を
- Le / l’(ル / ル) - 彼を、それ(男性名詞)を
- La / l’(ラ / ラ) - 彼女を、それ(女性名詞)を
- Nous(ヌ) - 私たちを
- Vous(ヴ) - あなたたちを
- Les(レ) - 彼ら/彼女らを、それらを
間接目的語代名詞
- Me / m’(ム / ム) - 私に
- Te / t’(トゥ / トゥ) - 君に
- Lui(リュイ) - 彼に、彼女に
- Nous(ヌ) - 私たちに
- Vous(ヴ) - あなたたちに
- Leur(ルール) - 彼ら/彼女らに
ポイント: 英語では me, him が直接も間接も同じ形ですが、フランス語は le(彼を)と lui(彼に)みたいに分かれます。m’, t’, l’ は母音や h の前で短縮形になります(例: m’aime = 私を愛する)。
語順のルール
フランス語では、代名詞は動詞の前に置かれます。英語だと動詞の後(I see him)だけど、フランス語は Je le vois(私は彼を見る)のように「主語 + 代名詞 + 動詞」の順。否定文では ne ... pas の間に挟まります(例: Je ne le vois pas = 私は彼を見ない)。
直接目的語代名詞の使い方と例文
直接目的語代名詞は、動詞が直接影響を与える対象(「~を」)を表します。
1. Me / m’(私を)
- French: Il me voit dans la rue.
(彼は私を道で見るよ。) - English: He sees me in the street.
- French: Tu m’aimes ?
(君は私を愛してる?) - English: Do you love me?
2. Le / l’(彼を、それ(男性名詞)を)
- French: Je le connais bien.
(私は彼をよく知ってるよ。) - English: I know him well.
- French: Elle l’achète au marché.(le livre を置き換え)
(彼女はそれ(本)を市場で買うよ。) - English: She buys it at the market.
3. La / l’(彼女を、それ(女性名詞)を)
- French: Tu la vois souvent ?
(君は彼女をよく見るの?) - English: Do you see her often?
- French: Il l’aime beaucoup.(la robe を置き換え)
(彼はそれ(ドレス)をとても愛してるよ。) - English: He loves it a lot.
4. Les(彼ら/彼女らを、それらを)
- French: Nous les invitons ce soir.
(私たちは彼らを今夜招待するよ。) - English: We invite them tonight.
- French: Vous les mangez ?(les pommes を置き換え)
(君たちはそれら(リンゴ)を食べるの?) - English: Do you eat them?
ポイント: le と la は名詞の性に合わせる(le livre = 本 → le, la robe = ドレス → la)。英語は it で性別関係なし。
間接目的語代名詞の使い方と例文
間接目的語代名詞は、動詞が間接的に関わる対象(「~に」)を表します。通常、à(~に)が付く動詞(parler à = ~に話す、donner à = ~に与える)と一緒に使われます。
1. Me / m’(私に)
- French: Il me parle tous les jours.
(彼は私に毎日話すよ。) - English: He talks to me every day.
- French: Tu m’offres un café ?
(君は私にコーヒーをくれるの?) - English: Do you offer me a coffee?
2. Lui(彼に、彼女に)
- French: Je lui donne un livre.
(私は彼/彼女に本をあげるよ。) - English: I give him/her a book.
- French: Elle lui téléphone ce soir.
(彼女は彼/彼女に今夜電話するよ。) - English: She calls him/her tonight.
3. Leur(彼ら/彼女らに)
- French: Nous leur écrivons une lettre.
(私たちは彼らに手紙を書くよ。) - English: We write them a letter.
- French: Vous leur parlez souvent ?
(君たちは彼らによく話すの?) - English: Do you talk to them often?
ポイント: 英語では to を明示するけど、フランス語は lui, leur で「~に」を自然に含む。性別は lui が単数(男女共通)、leur が複数。
英語との大きな違い
- 直接と間接の区別: 英語は him が「彼を」も「彼に」も同じだけど、フランス語は le(彼を)と lui(彼に)で違う。
- 語順: 英語は動詞の後(I see him)、フランス語は動詞の前(Je le vois)。
- 性の一致: 直接代名詞は le(男性名詞), la(女性名詞)と名詞の性に合わせる。英語は it で性別なし。
日常で使える例文集
もっと身近に感じるために、さらに例文を!
- Il me regarde tous les jours.(彼は毎日私を見るよ。)
- He looks at me every day.(直接)
- Tu me donnes ton numéro ?(君は私に電話番号をくれるの?)
- Do you give me your number?(間接)
- Je le prends dans ma poche.(私はそれ(鍵)をポケットから取るよ。)
- I take it from my pocket.(直接)
- Elle lui raconte une histoire.(彼女は彼/彼女に物語を話すよ。)
- She tells him/her a story.(間接)
- Nous les voyons au parc.(私たちは彼らを公園で見るよ。)
- We see them at the park.(直接)
- Vous leur offrez des fleurs ?(君たちは彼らに花をあげるの?)
- Do you offer them flowers?(間接)
練習問題に挑戦!
次の文をフランス語で作ってみてください。英語をヒントに、直接か間接かを考えて!答えは下にあります。
- 「彼は私を見るよ。」 / He sees me.
- 「君は彼に話すの?」 / Do you talk to him?
- 「私はそれ(本)を買うよ。」 / I buy it (the book).
- 「彼女は私たちに手紙を書くよ。」 / She writes us a letter.
- 「君たちは彼らを見るの?」 / Do you see them?
答え:
- Il me voit.(直接)
- Tu lui parles ?(間接)
- Je le prends.(直接、le livre = 本)
- Elle nous écrit une lettre.(間接)
- Vous les voyez ?(直接)
最後に
フランス語の補助人称代名詞は直接と間接で分かれるけど、me, le, lui とリズムがあって覚えやすいですよね。友達に Tu me vois ?(私見える?)とか、お店で Vous les avez ?(それありますか?)とか言えたら、フランス語がぐっと身近に感じるはず。ぜひ声に出して練習して、日常で使ってみてください。これからも一緒に楽しくフランス語を学んでいきましょう!
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