こんにちは!フランス語を初めて学ぶみなさん、「昔はよく遊んだなあ」とか「昨日ずっと働いてた」みたいな過去の話をするとき、フランス語では「半過去」(imparfait)が活躍します。英語の was working や used to play に似ていますが、作り方や使い方に独特のルールがあって面白いんです。今日は、半過去の作り方と用法を体系的に説明し、être と avoir の特殊な語幹も紹介します。日常的な例文と練習問題でわかりやすく解説するので、一緒にマスターしましょう!
半過去(imparfait)とは?基本の作り方
半過去は「過去の習慣」「続いていた状態」「背景の説明」を表す時制で、現在形の「私たち形」(nous)から語幹を取って、特定の語尾を付けます。英語の過去進行形(was doing)や used to に近いです。
- 作り方: nous 形の現在形から -ons を取り、半過去語尾を付ける
- 語尾: -ais, -ais, -ait, -ions, -iez, -aient
- 例: parler(話す)→ nous parlons → 語幹 parl- → je parlais(話していた)
ポイント: 英語は was + -ing で進行形を作るけど、フランス語は動詞自体に半過去のニュアンスが詰まってる!
規則的な動詞の半過去形
ほとんどの動詞は nous 形から簡単に作れます。活用グループごとの例を見てみましょう。
- -er 動詞:
- parler(話す)→ nous parlons → je parlais(話していた)
- manger(食べる)→ nous mangeons → je mangeais(食べていた)
- -ir 動詞:
- finir(終える)→ nous finissons → je finissais(終えていた)
- choisir(選ぶ)→ nous choisissons → je choisissais(選んでいた)
- -re 動詞:
- vendre(売る)→ nous vendons → je vendais(売っていた)
- attendre(待つ)→ nous attendons → je attendais(待っていた)
ポイント: 語幹は nous 形から取るので、現在形を覚えれば簡単!
特殊な語幹の動詞:être と avoir
être(である)と avoir(持つ)は半過去で特殊な語幹を持ちます。他の不規則動詞も少しありますが、まずはこの2つを体系的に見ましょう。
être の半過去活用
- 語幹: ét-(nous sommes から来ない、不規則)
- J’étais(ジェテ) - 私は〜だった
- Tu étais(チュ・エテ) - 君は〜だった
- Il/Elle était(イル/エル・エテ) - 彼/彼女は〜だった
- Nous étions(ヌ・ゼティオン) - 私たちは〜だった
- Vous étiez(ヴ・ゼティエ) - あなたたちは〜だった
- Ils/Elles étaient(イル/エル・エテ) - 彼ら/彼女らは〜だった
avoir の半過去活用
- 語幹: av-(nous avons から規則的)
- J’avais(ジャヴェ) - 私は持っていた
- Tu avais(チュ・アヴェ) - 君は持っていた
- Il/Elle avait(イル/エル・アヴェ) - 彼/彼女は持っていた
- Nous avions(ヌ・ザヴィオン) - 私たちは持っていた
- Vous aviez(ヴ・ザヴィエ) - あなたたちは持っていた
- Ils/Elles avaient(イル/エル・アヴェ) - 彼ら/彼女らは持っていた
ポイント: être は語幹が不規則だけど、avoir は規則的。他の不規則動詞(例: voir → voyais)も少数あるけど、この2つが基本!
半過去の用法と例文
半過去は3つの主な使い方があります。英語との違いも見ながら、日常シーンで使ってみましょう。
1. 過去の習慣(used to)
昔の繰り返し行動を表します。
- French: Quand j’étais petit, je jouais au parc.
(小さかったとき、公園で遊んでたよ。) - English: When I was little, I used to play at the park.
- French: Tu avais toujours un livre avec toi.
(君はいつも本を持ってたね。) - English: You always had a book with you.
2. 過去の継続状態(was doing)
ある時点で続いていたことを表します。
- French: Hier, je travaillais toute la journée.
(昨日、一日中働いてたよ。) - English: Yesterday, I was working all day.
- French: Elle regardait la télé quand je suis arrivé.
(私が着いたとき、彼女はテレビを見てたよ。) - English: She was watching TV when I arrived.
3. 背景の説明(状況描写)
過去の出来事の「背景」を描きます。
- French: Il faisait froid et nous étions dans la maison.
(寒くて、私たちは家にいたよ。) - English: It was cold, and we were in the house.
- French: Le soleil brillait, et ils vendaient des fleurs.
(太陽が輝いてて、彼らは花を売ってた。) - English: The sun was shining, and they were selling flowers.
英語との大きな違い
- 時制の使い分け: 英語は used to(習慣), was doing(進行), was(状態)と分けるけど、フランス語は半過去で全部カバー。
- 語幹: 英語は be や have に -ing を付けるけど、フランス語は nous 形から作る統一ルール。
- ニュアンス: 英語は進行形が明確(was running)、フランス語は文脈で「続いてた」と解釈。
- 活用: 英語は助動詞+動詞だけど、フランス語は動詞単体で変化。
日常で使える例文集
半過去をさらに身近に感じるために、いろんな動詞で例文を!
- J’étais fatigué après l’école.(学校の後、疲れてたよ。)
- I was tired after school.
- Tu finissais tes devoirs tous les soirs.(毎晩、宿題を終えてたね。)
- You were finishing your homework every night.
- Elle avait un chat quand elle était jeune.(若い頃、彼女は猫を飼ってたよ。)
- She had a cat when she was young.
- Nous jouions dehors tous les jours.(毎日、外で遊んでたよ。)
- English: We were playing outside every day.
- Vous regardiez la télé le matin ?(朝、テレビ見てたの?)
- Were you watching TV in the morning?
- Ils vendaient des fruits au marché.(彼らは市場で果物を売ってたよ。)
- They were selling fruit at the market.
練習問題に挑戦!
次の文をフランス語の半過去で作ってみてください。英語をヒントに、être, avoir, 語幹に注意!答えは下にあります。
- 「私は公園にいたよ。」 / I was at the park.
- 「君は本を持ってたの?」 / Were you holding a book?
- 「彼女はテレビを見てたよ。」 / She was watching TV.
- 「私たちは友達と遊んでたよ。」 / We were playing with friends.
- 「彼らは仕事をしてたよ。」 / They were working.
答え:
- J’étais au parc.
- Tu avais un livre ?
- Elle regardait la télé.
- Nous jouions avec des amis.
- Ils travaillaient.
最後に
半過去は j’étais, j’avais, je parlais みたいに nous 形から作れて、Quand j’étais petit(小さかったとき)とか Je travaillais(働いてた)とか言えたら、過去の思い出や状況が自然に話せます。英語の was doing と似てるけど、習慣も含むのが便利。語幹と語尾を覚えれば簡単ですよ。ぜひ声に出して練習して、日常で使ってみてください。これからも一緒に楽しくフランス語を学んでいきましょう!
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